同一世界観

#938
主人公・蒼井翔は、美術(絵画)の特待生として 櫻乃杜学園 に籍を置いている。 しかし、入学後すぐにフィギュアに魅せられ、造形の二次創作にハマってしまう。 成果らしい成果を出していない翔に対して学園は―― 次のコンクールで入選しなければ特待生資格を剥奪する それを知った両親は、絵に集中できるよう翔を寮へと押し込める。 寮には造形のための設備がない。これでは満足な創作が出来ない! ホビフェスに出展するためにも家に帰ることは急務! 仕方がないからコンクールに出るよ! と、邪な考えから決意する。 これまで翔は、見た物を見たまま感じたままに、生まれ持ったセンスと感覚のみで絵を描いてきた。 それは十分凄いことであり才能ではあるが、造形で二次創作を経験したことによって考え方が変わっていた。 “ 二次創作においてもっとも大切なのは、キャラへの愛! ” そのキャラがどういう人物なのか、なにを考えどう行動するのか、またバックボーンとなる背景には何があるのか、 作品世界に対する深い造詣があるかないかで、作品の出来映えは天と地ほどの差が生まれる。 コンクールのモデルを女の子に決める翔だが、ただ座らせてスケッチするのでは意味が無い。 何気ない仕草やその子が本当はどういう性格なのか、考え方をするのか、 なにを思い なにを秘めているのか、どういうバックボーンを持っているのか、それを知るべきだ。 絵を描くのはそれが整ってからだ! と考え、女の子の観察を始める。 観察が進むにつれ、女の子の内面に触れ 悩みを知っていく翔。 果たしてコンクールで入選できるのか! そして女の子との関係は!?

#880
私立の名門、人倫学園の創立百周年記念事業として新校舎が建てられた。 しかし、その新しい学び舎は、ほどなくして様々な怪奇現象に襲われてしまう。 新校舎で次々と発生する霊障―― 曰く、自身の内臓を使って夜通し自慰行為に耽る人体標本 曰く、夜のプールで自撮りに興じ、SNSに自ら心霊写真をアップする少女の霊 曰く、重大なニュースが流れた際、とあるテレビ局だけ通常放送していると歓喜する霊 曰く、野球部のボールに自分の名を刻み、反発係数を不正に操作して隠蔽する霊 曰く、セックスしないと出られない保健室、体育倉庫、等々…… このゆるふわだが、そこはかとなく恐ろしい霊障に、 学生や教師たちはほんのりと苦しめられていた。 そんなこんなで、衣替えの季節。 学園側は、セックスしないと出られない部屋の問題だけを注視し、 校内での不純異性交遊は許されないという事の本質から外れた見解を表明して、 どういうわけかこの件を生徒会に丸投げした。 問題解決を一任されてしまった生徒会長の九鬼宗義は、 大沢退魔師紹介所に除霊を依頼する。 そして、満月の夜。草木も眠る丑三つ時―― 学園内の案内をすることになった宗義の前に現れたのは、とても愛らしい二人の少女だった。 見た目の幼さに反し、豊満な胸をした彼女たちは語る。 「胸の大きさは、霊力の強さに比例します。つまり――私たちは最強の退魔師です!」 宗義は、彼女たちがちょっと何を言っているのかわからなかった。 ただただ、ロリ巨乳という言葉が頭の中を駆け巡っていた……










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