同一世界観
#564
冬の寒さも峠を越え、春が待ち遠しくなる三学期―― 臨海都市・湊十(みなと)区にある成稜学園は、 最新の設備と自主性を重んじる校風、偏差値が高くて男女比が 4対6 という人気の進学校。 そこでは 1年前より、生徒会 と 新生会 という学生組織が新旧の制度を主張しながら学園を管理していた。 主人公・瀬真颯太朗(せま そうたろう)は、そんな成稜学園の2年生。 生徒会側が管轄する、ワケあり学生が集められた “黄昏部” に所属している。 主な活動内容は、学生のお手伝いから他愛ない探し物、揉め事の調停から風紀執行部とのいざこざまで。 憧れの生徒会長と登校したり、美人部長とおしゃべりしたり。 慌しくも気楽な日常を送っていた。 そんなある日、颯太朗のもとに差出人不明の手紙が届く。 「これから起こる度重なる問題を、キミは解き明かすことができるかな?」 時を同じくして、学園に1台のヘリコプターが来訪。 それから黄昏部には様々な厄介事が舞い込んでくるようになるのだった。 生徒会と新生会の折衝、雪桜の舞う場所や、謎めいた時計塔、 そして一部の者たちだけが使える不思議な能力。 この街に深く眠る、いくつもの 秘密(アリスグラム)たち。 果たして颯太朗は、それらを全て解き明かすことが出来るのだろうか――。
続編
#1092
ここは都内、湾岸地帯にある湊十区(みなとく)。 見上げれば雪が舞いそうな曇天広がる、クリスマス前日の放課後。 成稜学園の何でも屋、黄昏部に所属する後代灯(ごだいともり)は、いつになく動揺を隠せなかった。 せっかくのイブだからと、結、コトナ、奏がサンタ代わりに着替えて始めた水着パーティー。 彼女たちは悩ましげな腰つきで迫り、こぼれ落ちそうな胸の膨らみを寄せて、持て余したバディで俺を誘惑しようとする。 そんなHなサンタのいる部……じゃなくて。 『私が望むのは、たくさんの笑顔とささやかな幸せだけです』 部員たちの中に、一人愛想笑いを浮かべて給仕をこなす後輩の少女がいた。 名前は花ノ香澄玲。噂では、小柄なのに部内一の胸のカップを誇る隠れ巨乳だという。 控えめにおっぱいを揺らしながら、彼女は淡々と料理部の依頼で余った手作りケーキを振る舞っている。 一見すると、気配り上手で誰からも愛されている女の子。 だが、俺はなんとなく感じていた。彼女とみんなには微かな心の隔たりがあることを……。 いつも口癖のように言う、彼女のその言葉の真意はいったいどこにあるのだろうか。 主人公・後代灯と花ノ香澄玲のちょっと不思議で、楽しいエッチな物語が今幕を開ける。
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