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「なぜ、私を採用されたのでしょうか?」
半年で離職し、資格を取るでもなく数年間アルバイト。
普通に考えれば、こんな経歴の女を社長秘書として
採用するわけがない
「君の疑問はもっともだ」
俺は秘書の仕事で大事なのは『顔』としての役割だと答えた。
彼女は顔を赤らめる。容姿を褒められた経験が少ないのだろう。
「取りあえず、今日のところは研修を受けてもらう。
秘書室があるから、そこで勉強してくれ」
「承知しました……」
彼女は秘書室へ入ってゆく。
その扉を閉めてから、俺は頬をゆるめるのだった。
彼女は、これからどうなるのか知らないのだ……。
まさが自分が肉体を差し出す事になるとは……。
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