续集
#19342
前作『花町物語』より七年後―――明示十九年、秋。 主人公の桐島伊織は、花町でも評判の「華菱」に陰間として身を置いていた。 元は士族の出身だが父親の代で多額の借金を負い、母を守るため陰間となる道を選ぶ。 客に対しても無愛想な伊織に「華菱」の主人、東條巽は手を焼いていた。 いくら堕ちても誇りだけは失わない……そう、強い信念を持っている伊織。 そんなある日、伊織は見世先に現れた一人の学生に視線を奪われる。 その先にいたのは、以前まで恋仲であった相手だった。 二人の視線が絡み合い、伊織は動揺し心揺さぶられる。 この再会をきっかけに廻りはじめる悲しい運命。 その運命の歯車から抜け出ることができるのか―――。 新たな登場人物でおくる遊廓シリーズ第二弾。
Search for a command to run...