前传
#21069
紀元前三世紀、燕国。 後の戦国七雄に数えられるこの国の初代皇帝没後、跡継ぎに選ばれた昭洸(主人公)。 だが、それを快く思わない家臣たちと、昭洸の異母弟である檜光を擁立する宰相・子之は、昭洸暗殺を画策。 その危機を、子之の義父であり一騎当千の将軍であった郭隗によってからくも難を逃れた昭洸は、郭隗とともに逃亡の旅に出る。 子之の放つ追っ手に何度も襲われる中、郭隗との絆を深める昭洸。 宰相・子之の本当の目的と、その背後にある強国・斉の陰謀に気づかぬままに――。
续集
#19993
春秋戦国時代の趙国。 相如(主人公)は、第二皇子である恵珂に仕えている兄・繆賢に呼ばれ、宮殿へ上がることに。 誰からも好かれる優秀な兄を幼いころから尊敬し、自分も兄のように、と思っていた相如は喜んで都へ向かうのだった。 それから一年。相如は兄とともに恵珂に仕え、充実した日々を送っていた。 主君である恵珂は、孤高でまったく他人を寄せつけない。だが、兄の繆賢だけは特別なようだった。 繆賢と恵珂は主従ではあるが、親友ともいうべき関係。そんな二人をうらやましく思いながらも、時折、恵珂が見せる寂しそうな表情に、相如はなぜか心を奪われてしまう。 知らず知らずのうちに、相如は恵珂にひそかな想いを寄せるようになっていた。 そんな折、父である武霊王の命で、璋瑶・恵珂・翔璟が後継者の座をかけて争うことになる。 だが、たとえ父の命令であるとはいえ争いは良くないと、三兄弟は不戦の協定を結ぶのだった。 約束を信じた恵珂は、相如にも繆賢にも、なにも話さない。 それが嘘の協定とは知らずに…。 ――――恵珂暗殺のときは、すぐそこまで迫っていた。
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