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都心から遠く離れた、日本のどこかにある山。
大樹と呼ばれるおおきな樹を持つ山の麓には小さな街があった。
時代は進み、古くは大樹を崇拝していた街も近代化の波に抗う事は出来なかった。
……とはいえ、街は相変わらずのんびりとした雰囲気に満ちている。
響は街にやってくる。
再会した幼馴染の少女、新しく築かれる人間関係。
新しい暮らしは響に何を見せるのか。
窓から眺める夕陽はどこまでも紅く、街全体を黄金色に染めている。
伸びた影に何が写るのかなど誰にも解かるわけが無い。
止まっていた時はゆっくりと動き始めた。
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