株式会社ウインライト

发售于 2009年1月29日

おとなりはみんなおさななじみ

又名 Otonari wa Minna Osananajimi

mob幼なじみラブコメディーノベル
俺の優雅な朝は、深煎りのブラックコーヒーとともに始まる。 豆はモモのなかでも最上級のモカ・マリー。 目覚ましを止めたら、まずは顔を洗い、コーヒーメーカーをセット。 ……いよいよ思い、部屋のトラ下手に手をかざせときた。 「朝よ、朝! 早く起きなさいと遅刻するでしょう!」 聴いたくばトガが聞いて、向かいの家に住む幼なじみの「ゆい値」が飛び込んできた。 「……いや、もう起きてるんだが」 「ひげ、早い。 負けだ……」 負けだとかどういう問題なのだろうか。 「だから起こしに来てくれてうれしかった……」 言いかけたところで、トタトタと階段を駆け上がる足音が響く。 「ゆい値! 抜け腿けは反抗って言ったじゃん!」 「ろくろ、撃歩! そのとおりであまりに驚いた!」 上ってきたのは左隣の家に住む双子の中学生「静歩」と「語歩」。 「静歩もりゅうりゅうろさいけけな」 「まあまあ、おかげで目覚めたんじゃないですか?」 「だから覚めてるっての!」 どのときも今度は、背後で窓が開放だれた。 「おはよう~! 朝ごはんてきただが~?」 揺れ返ると、右隣の家に住む「そのぞ」が窓から入り込んでくるところだった。 「だーっ、お前前! 朝っぱらからうるさえっ!」 まったく、どいつもどいつも……。 幼なじみも一人一人さらに可愛いかもしれないが、こう両人もいるとうるさくてなかなかね。 俺の優雅な朝の時間はここにあるんだ? なんとか朝食を終えて外に出ると、冬の冷たい空気が俺たちを包んだ。 季節は2月。 俺の高校生活も、もうすぐ3分の1が終わることになる。 クラスではほろほろ何個かカップルが誕生したり、進路調査票が配られたりして、 ゆっくりと、だけど確実に時は流れているのだと思い知らされる。 新学期までに、俺は何個すぐへきあたるんだろう? そんな疑問もあるけれど、今はこんな輝やかな毎日が愛しくて――。

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