相同世界观
#258
「恋愛は付き合うまでの過程がすべてだ……!!」 彼女いない暦=年齢 の俺は、どんなに馬鹿にされても譲れない、そんな恋愛への強いこだわりがあった。 運命的な出会いを果たし、何度も偶然 顔を合わせて連絡先を交換。 そして休日は一緒に遊びに行って、さらに仲良くなって本格的なデートを…… そんな、俺の言う “恋愛” とは その交際に至るまでの “過程”、そこにこそロマンがなくてはならない。 ナンパやお見合いなんてもってのほか。 人からの紹介も、他人のお膳立てがある時点で絶対NG! そう思い続けて今まで生きてきた。 しかし ある女子の一言により、俺はその考えを急遽改めることになる。
主版本
#259
春はもっと楽しい季節であるべきだ――!! 悪い女に騙されたり、借金をこさえた親に夜逃げされたり……。 不運なトラブル続きでろくに進路を決められずにいた俺は、心優しい親戚の紹介で地方の専門学校へと進学を果たした。 『今度こそ俺は自分の人生を謳歌できる!』 そんな期待に胸を膨らませながら着いた“ひだまり寮”。 なんとそこは、女性しか住んでいない小さな学生寮だった! きっとこの中に運命の出会いが……! などと美人に囲まれ浮かれているのもつかの間、当然男は俺1人なので警戒されてしまう流れに……! しかし、俺はまだあきらめない……! 今年の春こそは、絶対に楽しい時間にしてみせる!!
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