续集
#11025
第八話----- 神学の七月 季節は変わり、夏を迎える。 多紙町に、見たこともない姿をした神たちが大量に出現した。 出現の原因は、土地神であるしろの力が、突如として失われたためであった。 柾木たちはしろの力を取り戻す方法を探すと同時に、瑞穂の発案により町に被害を出し始めた神を退治する自警団を組織する。 神の力を失ったしろは、自分が原因であることに責任を感じるが、何もできずにいることに落ちこんでゆく。 落ちこんでいたしろを柾木は自分の家に引き取り、暮らし始める。 しろが立ち直りつつあるとき、しろの使いである狼シロウが神たちを率いて、しろに襲いかかる。 第九話----- 祝祭の八月 しろの力を取り戻す儀式を行うために、柾木たちは六式島へ向かう。 島は六式祭という独自の祭りが行われており、儀式は祭の中の一つであることを知る。 儀式の日、六式祭に参加していた一曲(いちもんじ まがり)は儀式に失敗し、行方をくらましてしまう。 儀式の直後、島の女性たちは曲の身体に取り憑いた神の力によって精神が凶暴化し、島全土がパニックとなる。 柾木と六式島の巫女、六式七綺たちと手を組み、島のパニックを止めることになる。
前传
#2657
第一話----- 収穫の十二月 豪雪地帯で有名な町、多紙町。 その町に神がおり、住民は神の存在を当然のように受け止めている場所だった。 両親の仕事の都合で多紙町に引っ越してきた日、紺野柾木は多紙町の神しろに夫婦になるよう告白される。 勢いに飲まれた柾木はしろの願いを受け入れてしまう。 その次の日、転校の手続きに学校に向かったとき、多紙町で権力を振るう十和田家の令嬢、雪は柾木に一目惚れをしてその場で告白。 柾木はまた受け入れてしまう。 こうして神と人、二人の少女に挟まれた、奇妙な三角関係が始まった。 友人たちにも囲まれ、にぎやかな日々を過ごしてゆく。 多紙町での暮らしにも慣れたある日、雪は一つの提案をする。 「君とのややこ(赤ん坊)がほしい」 この一言が柾木たちの日々を大きく変えてゆく。 第二話----- 境域の一月 < 年が明けてから数日後、柾木と遠山瑞穂は多紙町と隣町の酒島町の境にある酒島神社へ、初詣に出かけた。 そこで酒島町の土地神、まどいと出会う。 自分の住まう土地の外に出てはならない、そんな土地神のルールを破ってまで、まどいは多紙町にやってきた。 探し物がある、そう言って泣いてしまうまどいの姿に、瑞穂は協力を申し出る。 瑞穂は柾木を巻きこんで遠山瑞穂探検隊を結成、まどいと一緒に調査を開始した。 調査が進んでゆくとき、まどいは倒れてしまう。 第三話----- 贈与の二月 特別な十二月から二ヶ月、森野早苗は遠山耕平への想いを打ち明けられずにいた。 早苗は紺野柾木に相談を持ちかける。柾木はバレンタインデーに告白するよう説得する。 告白のタイミングを狙うために、早苗は柾木と行動するようになる。 耕平に思いを寄せる少女は早苗だけではなかった。 上杉もより、田上桜もまた早苗と同じくバレンタインデーに告白を狙っていた。 早苗はライバルの登場にとまどう中、柾木は早苗のために作戦を考える。 第四話----- 恋々の三月 アルバイトに精を出していた柾木は、雪の母である十和田真白からアルバイトの提案をされる。 条件の良さに引き受けたアルバイトは、ベビーシッターだった。 しかも、母親役として雪をパートナーにしなければならないことに、柾木は頭を痛める。 柾木と一緒に赤ん坊の恋(れん)の世話ができることに張り切る雪に対して、柾木は機械的に恋の面倒を見る。 冷たい態度を取る柾木と、愛情を注ごうとして失敗する雪との間ですれ違いが起こり、対立してゆく。
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