
同一世界観

#514
「これから始めるんだ、俺のバラ色の人生を――!」 主人公・矢上一真はひとつの野望を胸に、季節外れの転校生として麻保志学園の降り立った。 楽観的で自堕落な両親の元、借金取りに追われ、食べるものですら苦労した極貧生活。 しかし、そんな生活はここで終わらせる。 両親から譲り受けた甘いマスクを武器に、日本でも有数の名家のお嬢様―― 帝堂白雪に目をつけた一真は、逆玉狙いで早速彼女に近づくものの…… 「はっきり言って陳腐よ。聞き飽きた口説き文句ばかりで耳にタコができそうだわ」 幼い頃から打算の世界で生きてきた白雪には通じるわけもなく、一刀両断に切り捨てしまう。だが、そんな一真に思わぬ人物から救いの手が差し出される。 「協力してあげるって言ってるんです。その計画」 その人物とは、白雪の専属従者にして、幼馴染である佐倉希乃。ある意味では白雪の最も信頼している人物だった。 果たして、一真の野望は成就するのか!?

#516
――ある日 聴こえた音色は、へぼへぼなギターの音だった。 「ふんふんふ~ん♪」 音に誘われて見つけたのは、楽しげに演奏する女の子。 声を掛けてみたところナンパに間違われ、 果てには「どこかで会ったか」と逆にナンパされてしまった。 「ナンパじゃないですよっ!?」 初対面の少女と繰り広げるボケとツッコミ。 そして、ヒロイン・胡桃はなは思い出す。 ギターを始めたきっかけのライブに、 主人公である中埜真也が出ていたことを。 「わたしに――ギターを教えてくださいっ」 こうして音楽が繋いだ二人の物語が今、始まる。 (……俺、本職はドラムなんだけど) 一抹の不安の中、始まる……!






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