別バージョン
#25933
その想いは、未来へと―。 「天空に浮かぶ桜」に雪がちらつく新春。 新たな年を迎えた香々見島で綴られる、新たな物語たち。 それは、過去から届いた優しく美しい想いに照らされた、未来への道標。 ある物語は、思わぬ出会いをもたらした初音島で。 ある物語は、香々見島からほど近い本島にある庵で。 ある物語は、古くから続く家系の本家の屋敷で。 またある物語は、偶然時を越えてしまった過去の香々見島で。 <親の想い、子の想い> 初音島での思いがけない出会いに導かれ、新たなしるべを得た一登と有里咲。 亡くなったと思っていた有里咲の祖母・由岐子が生きている。 しかも一登の祖父・元ともつながりがあるらしい。 祖母のことをもっと知りたいと、一登とともに父・正佳に尋ねる有里咲。 「それなら、私よりももっと相応しい人がいるよ」 そう言って、正佳は正月に行われる鷺澤本家の集まりにふたりも参加するよう勧める。 そして迎えた正月。 鷺澤本家を訪れたふたりは、由岐子を良く知る人物との出会いを果たすのだが……。 <お師匠様の試練> 魔力の制御を行うため、親戚でもある師匠から学びを受けている二乃。 この冬休みも香々見島を離れ、ひとり師匠の下へ赴くつもりだったが、一登も一緒に来てはどうかと提案されふたりで行くことになり、喜びを隠せない二乃。 そして年始になり、本島にある二乃の師匠の庵を訪れた一登と二乃。 ところが、ふたりを出迎えたのは明らかに師匠よりも年若い少女で……。 「あー……そう! 姉弟子! 私はあなたの姉弟子なの、うん」 慌てたような口調で、そう少女は言うのだが……。 <新春! 白河家決定戦!> 生徒会長を目指すことを宣言したひよりだが、冬休みに入り一登と穏やかな日々を送っている。 そんなひよりに、年末年始の過ごし方を尋ねた一登。 白河一族の集まりがあるというひよりは、一登にも参加しないかと誘いをかける。 どうも白河家の当主も一登に興味があるようで、それならと参加を決める一登。 そして迎えた正月。 白河本家を訪れたふたりを迎えたのは、大きなモニターに映し出されたKotoRIで……。 「今日は特別に、私が司会進行をさせてもらいますね」 緊張していた一登の予想の斜め上を行く白河家の集まりが始まるのだった。 <有里栖 イン 香々見島?> カガサイの経験から、ワンダーランドにより前向きにかかわることになった有里栖。 そんなワンダーランドの新春オープン日。 過去の実績を評価された有里栖と一登は、新アトラクション検討会議の一員として開発室に呼ばれていた。 「香々見島、リバイバルツアー……(仮)?」 過去の香々見島を再現しようというその企画に向け、ふたりで資料集めに奔走する。 なんとかベータ版の仮起動実験までこぎつけたのだが、想定外の謎の光に包まれてしまう。 水鏡湖の桜が輝き、姿を現した二人を出迎えたのは……。 <しろうさぎのその後のおはなし>(ボイスドラマCD収録エピソード) これは、諳子がまだ家族ではなかった頃の物語。 そして、諳子が家族になっていく物語。 元によって悠久の呪いから解放された諳子は常坂家に迎えられる。 最初は心を閉ざしていた諳子だが、徐々に警戒心も解かれていき……。 <選ばないという選択>(ボイスドラマCD収録エピソード) ある日詩名は夢をみた。 幸せだった、両親とともに暮らしていた頃の夢を。 目を覚ますと、目の前にはちよ子の笑顔。 恋人もいて、友達もいて、今も幸せで。 もしも選ばないといけない時が来たとして、果たして自分は……。
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