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#8269
あなたの思い出に、私はずっといたい… ―目覚めれば、そこは見知らぬ屋敷だった― そんなドラマみたいなシチュエーションのままにベッドから起き上がった中川光一郎は、部屋のドアをそっと開ける。 ――と、突然の暗闇。 あわてて顔を上げれば、そこは見知らぬ女性~天川和音のスカートの中だった。あわてふためく光一郎を見て、少し緊張しながら、今日は普段よりも冗談がすぎるようだといぶかしむ和音。 どういうことかと問う中、光一郎は自分に記憶がないことに気付くのだった… 記憶が無い事を和音に教えれば、彼女は他のメイドたちを呼びに走る。 ……その後、小野坂藤乃と桜庭あやめから光一郎が何者であり、また彼女たちとどういう関係にあるかを聞かされる。 自身の生い立ちに涙し、不幸だと他人事のように涙ぐむ光一郎を見たとき、彼女たちは記憶喪失が冗談ではなく、本当なのだと再認識する。 メイド達から生業を教えられ、普段の業務を始める光一郎。 しかし今までのような知識と経験はもちろん、判断能力も欠落している。さらに以前はそつなく何でもこなす光一郎だったが、どうにも不器用にもなっている。善意から家事を手伝おうとするが、逆に用事を増やしてしまう始末。記憶を取り戻すことを気にしながら、日々の生活に追われていく光一郎だった…

#3839
『本当に心から願った想いが……現実になる… そんな事を夢見た経験はありませんか?』 白湯温泉郷。桜が名物という人口千人程度の小さな街。街の象徴とされる大きな桜の木「霊木」が東の山に存在し、報われない魂を内に宿している。時がたつにつれ魂は浄化され不思議な力場を放ち、その場の中では心の底から願った強い思いが形や現実になるという。動植物や道具、果ては人間まで不思議な力を持つようになる「力の場」。その力を鎮め霊木を守護する「守人」が現れるようになった。 主人公・古坂優夜は「守人」として神社に住んでいる。普段は街の甘味処「菓楽屋(かぐらや)」で働くごく普通の人。街に住む他の守人達も、普段は一般人として生活しているのだ。甘味処「菓楽屋(かぐらや)」で巻き起こるドタバタホームコメディーと、誰もが持っている心の傷をテーマにした『恋』『恋愛』『愛』を育んでいく物語。



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