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#2043
『虚ろ』と呼ばれる原因不明の現象に蝕まれつつあった火楼の村は、重度の食糧難に陥っていた。森から拒絶された猫たちは行き場を失い、飢えをしのぐために死体はおろか生きた同族さえ生贄として喰らうという手段をとっていた。 明日は我が身と怯える日々が続くなか、村の体制を苦々しく思いながらで暮らすコノエの身に変化が現れる。禍々しい文様が浮かびあがった四肢、黒く染まった耳と尻尾。それらは、古くから不吉の象徴として言い伝えられていた呪いの証だった。 逼迫した村では生きていけない身となったコノエは、身体を元に戻す手段を求めて旅に出るのだった。
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