前作
#21040
夏休みも一週間前に控えた夏。 主人公、『藤澤慶介(ふじさわけいすけ)』は変わらぬ日常を過ごしていた。 風と日差しの屋上、そこには彼の特等席があった。 いつものように屋上へ出向いたある日。 彼は一人の男子生徒と出会う。 そこで、慶介は落とした覚えの無い生徒手帳を受け取ることとなる。 彼は知らなかった。 自分を取り巻く現実が、既に歪んでいる事を。 夢とも願望とも言い切れない、矛盾して曖昧な境界線に自分が立っている事を。 まだ気付く事のない「其れの名」を。
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