前二作(「そよかぜのおくりもの」はファンディスクなので除外)「BITTERSWEET FOOLS」・「Wind -a breath of heart-」のCG、SOUND、MOVIEのクオリティは高い。特にMOVIEはエロゲー屈指と言える。だが、設定にシナリオが食われた形になって、いつも消化不良を起こしていた。
Wind -a breath of heart-は、「風音(KAZUNE)市」という「設定ありき」のシナリオ。個性豊かに、登場人物の日常を描く。結構、しつこい程の掛け合いの多さは、登場人物の性格を浮き彫りにしていくが、設定のための「物語」はこの設定のために、この「日常」を破壊する。それは逆の意味では、日常を描いた部分の否定に他ならない。