相同世界观

#18220
吸血鬼に対峙する組織としては唯一地方自治体が持つ組織。 各省庁の綱引きのなかで補助組織として誕生したもので故に基本、攻撃を主眼とされていない。 本来は、他の組織が戦闘行為を行ったあと、 その痕跡を速やかに消去するなどサポート組織としての運用が想定されていた。 ……が、なんだかんだと戦闘行為も発生、対応しているのが現状。 この世界で使用される"魔術"といった類の総称。 発動手順は術者によって様々だが、鋼一郎の場合は指先にトランプ大、カード様の紙片を物質化し、それを触媒として使うことで様々な現象を起こすことができる(見てくれとしては陰陽道における"式"のようなもの)。 強力な吸血鬼の中には、複雑な手順も触媒も要さずに行使できる者もいるらしい。 吸血鬼の"抱擁"を受けた(=噛まれた)者が純白である場合、対象者はその吸血鬼の意志に関わらず後天性の吸血鬼となり、それ以外の者が吸血鬼に"抱擁"を受けると喰屍鬼と堕す。 吸血鬼は自由意志を持つが、喰屍鬼は主の奴隷と化す。 喰屍鬼は本来人間だった形質を失いやすく、時間と共に異形化したり、知能も退化することが多い。 またある程度の知能・意志を残したとしても、主に対する肉体的・精神的依存を強く植え付けられるため、 それに逆らうことは難しいとされている。

#3425
主人公、西東 悠はいくらかはずれた季節に学園へと現れた転校生。 どこでもやたらと眠るクセを除けば、ごくごく一般的と云えなくもないかもしれない感じの平均風な人類。 とは云え月日は百代の過客にして新味にも限界があり。 転校よりすでに半月が経過し、そろそろ当人も周囲もがその存在に慣れてきた頃。 その間、周囲にできた友人は3名。 黙ってただ在ればそれなりにハンサム、それなりに成績優秀、それなりに健康優良児。 ひとりめ。 クラスメート、生嶋 秋月[いくしま しゅうげつ]。 しかしその口が閉じることはあまり無く、結果的に残念な男子。 ふたりめ。 秋月の幼なじみでもある、小林 神威[こばやし かむい]。 その妙にハンサムな名前も相まって、黙っていればクールビューティ。 しかしその実、かわいいモノに滅法弱かったり妄想が暴走気味だったりする残念少女。 さんにんめ。 漆黒の長い髪を持つどこか和風の美少女、六覚院 このは[ろっかくいん このは]。 成績優秀気立て良し。 立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は生徒会長。 が、しかし極度のあがり症が災いし、重要な場面では高確率でヘタれる残念学園総代。 四人が親しくなったきっかけは、学園の敷地内に併設されている寄宿舎。 時代の波と少子化問題的なものにのまれ、閉鎖が決定しているその寄宿舎の、彼らは最後のメンバー。 階が隔てられているとはいえ、学校が終わればひとつ屋根の下。 そこに加わり、ほどほどに青春な日々を過ごしていたところへ現れた、新たなる転校&入寮生。 その名は── 海の向こうよりやってきた金髪の少女、アレクサンドラ・アン=クリスティン・アクセリナ。 そしてその従者、メイドのインゴット。 日本へは気象学を学びに来たというアクセリナ、彼女にはある秘密があった。 そしてさらにある日、事件が。 赤ちゃんが──寮の前に、捨てられていたのである。






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