続編
#21015
「起きろ!」 ……。 「おい…………増村!」 む、………………。 俺の記憶が正しければ、これは桂木さんの声。 …………。 桂木さんは俺の会社の先輩で、俺の心の恋人。 俺としては恋人以上の存在を自負しているが、桂木さんから見ると後輩以上恋人未満が 良いところらしい。 その桂木さんの声がするってことは、会社かな。 でも今の俺は、腕を伸ばして大の字に横になってるから会社じゃない気がする。 うーん、……試しに寝返りを打ってみた。 うん、間違いない。 頬っぺたにそば殻の枕の感触と、腕に布団の重みがあった。 俺がベッドで寝てるってことは、会社じゃない。 「おい!」 「むぅうぅぅ……」 桂木さんと揃って休みを出した金曜日。俺は桂木さんについて静岡の実家へやってきた。
前作
#22275
増村 大、某大手信販会社の元気で打たれ強い新入社員。 桂木 悠司、同企画営業部一課課長。顔は綺麗だが性格は過激。 その関係は、会社の先輩後輩……以上恋人未満……多分(肉体関係はアリ)。 ついでに増村の求愛過多状態、桂木はそれを呆れながらも容認中。 そんな二人の、天気の良い土曜日───とある夏の休日の、お話。
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